フラットコーナーでのコーナリング練習の重要性

フラットコーナー CLINIC
フラットコーナー

JOYRIDEではフラットな路面でのコーナリング練習を重点的に行います。一見同じ事を同じ場所で何度も繰り返して何の意味があるの?と思われがちですが、実は重要な意味があります。それは整地されたフラットな路面ではフォームに集中して練習をする事が出来、路面状態のやさしい状況の中ではコーナリングの運動動作をより効率的に身につける事が出来るからです。

 

さらにフォームに加えて、コーナリング中に体重を掛けるべくポイントを意識しながら練習していく事がとても重要になります。その為には、整地された緩やかな路面じゃないと非効率的です。不整地や悪路、急斜面でそれらの練習をする事は技術のある上級者でない限り不可能とも言えます。なぜなら路面状況に気を取られて練習どころではなくなってしまうからなんですね。

 

JOYRIDE では「フォームを固める事」、「体重を掛けるポイントを覚える事」この2つを基本と考えています。「フォームを固める事」とはコーナリング中にタイヤのグリップを稼ぐ上で一番効率の良い構えであり、「体重を掛けるポイント」とはバイクの上に立ちコーナリングフォームを取った時にタイヤのグリップを稼ぐ上で一番効率の良い体重を掛ける場所の事です。

 

その基本が固まっていない人が、いきなり不整地や悪路を走って、想い通りに上手く曲がれるはずがありません。まずはやさしい条件下において基本から練習する事が極めて大切になるのです。

 

スキーを例に挙げると、初心者は誰でも初めは緩斜面の整地された雪面で難易度の低い基礎的なターンを練習します。初めから急なコブ斜面や悪雪を滑る事なんて到底出来ません。整地された緩斜面で基本的な体の動きから練習し、徐々に難易度の高いターン技術を覚え、ようやく急斜面やコブ斜面、悪雪斜面を滑れるようになります。

 

MTBはスキーやスノーボードと同じように道具に乗ってバランスを取りながら全身を使うスポーツです。スキーやスノーボードと同じ様に整地されたスムースな路面から練習する事で、理想的なフォームと適切なライディングポイントに乗る事が出来るようになり、効率良くコーナリング動作を習得する事が出来るのです。

 

もしMTBの初心者が急斜面や根っこ、岩の多い路面から練習を始めたら、路面の凸凹に気を取られて、フォームや乗る位置に集中出来ないばかりか、恐怖心で体が動かなくなり危険さえつきまとってしまいます。いきなりその状況からの上達は難しいでしょう。整地された路面で行なえない事は、路面状況の悪い場所で行なえるはずがありません。

 

効率良く怪我をしないように上達して行く為には、整地されたグリップ条件の良い路面で基本から練習し、単純な運動動作から徐々にステップアップ出来る「ライディング教程」に沿って練習していく事が上達への近道とまります。

 

JOYRIDEライディング教程

 

コーナリングをギュンギュンに曲がりたいと思った方は是非1度JOYRIDEフリーライドクリニックへ。

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