3日連続でのライディングクリニックが終わりました。この3日間は様々なレベルの方にお越しいただきました。
まずは土曜日の初中級クリニック。初参加の方が多くいらっしゃいました。
毎度毎度のフォームチェックから始まり前輪と後輪のコントロールの練習。力ではなくコツとタイミングと重心移動で行うやり方を練習しました。
コーナリングもフォームが大事。上半身下半身の各ポイントを押さえて練習です。今回は外足と体軸の倒し込みと関連した内腕の使い方のレクチャー。
僕のレクチャー→実際に走る→客観的に写真チェックの順番で皆さんメキメキと上達されていました。
バームはきれいに乗れると加速感を得る事が出来ます。常設コースやトレイルでのコーナリングを楽しくさせてくれますね。フォームと体軸がポイントです。
小さめのドロップオフの練習。踏切方法を4つ説明し比較的簡単な2つの方法を練習していただきました。踏切方法さえ身に付ければドロップオフは怖くなくなります。
最後はブレーキング練習を兼ねた急坂での練習。オンとオフだけでなく中間域の微調節の練習です。これをマスターすれば急斜面も怖くありません。講習終了後はパンプトラックやバームをそれぞれ練習されていました。1日みっちり練習しましたね。お疲れ様でした。
翌日はジャンプクリニック。略してジャンクリ。先週も開催したので今回は参加者が少なめかな?と思いましたが直前で申し込んでいただき6人のお客様にご参加いただきました。嬉しい限りです。ジャンクリでも基本フォームはチェック。ジャンプのフォームも基本フォームが大切なのです。
ジャンクリなのにバームでコーナリング!?準備運動がてらの練習です。でも実はバームの動きはジャンプの踏切動作に密接な関係があったりします。
各自課題を持って反復練習。皆さんかっこ良くなってきましたね。日本にはジャンプ出来るスポットがあまりありませんが、ジャンプをマスターすれば常設コースやトレイルでもかっこ良く楽しく走れる事間違いありません。みなさんも是非挑戦してみてはいかがですか??
月曜日は貸切でのプライベートクリニック。今回のお客様はDHエリートクラスを走られているレーサーの方です。ジャンプを含む縦の動きが苦手と言う事でお越し下さいました。最近のレースコースはジャンプが増えてきたのでジャンプ等の縦の動きをマスターすればタイムアップが期待できますね。
ジャンプの飛びやすいバイクの特徴なんかも解説しました。ジオメトリーの関係で物理的に飛びやすいと飛びにくいバイクが存在します。さらにフルサスペンションバイクはサスペンションの動き等で踏切に影響を及ぼす物も中にはあります。踏み切り動作自体はライダーが行うので関係ないように思えますが、バイクの特徴に合せて飛べればより良い結果に繋がりますね。
と言うわけで小さいレーンから踏み切りの練習。まずは両輪での踏み切りの練習から
慣れてきたら後輪での踏み切りの練習に移行します。後輪踏み切りの理屈と方法をレクチャーしました。
さすがエリートライダー、後輪踏み切りもすぐにマスター。後輪踏み切りは高さを出すことが出来ます。よりハイスピードでの進入に対応出来るんです。
パンプトラックで気分転換。気分転換と言えどもパンプトラックはジャンプの動きが凝縮されています。
慣れてきたら中レーンへ。さすがエリートライダー、ウィップも決めてきました。上達が早いですね。
DHバイクに乗り換えて大レーンに挑戦。サスペンションバイクはサスペンションがある分、踏み切りの確実性が求められるのですが普段乗り慣れているだけあって運動動作の思い切りが抜群に良かったですね。
今回踏み切りの運動作を反復して練習しタイミングを取る練習もしました。今回のお客様はエリートダウンヒルレーサーと言う事でスピード感がとてもある方だったので、踏み切りさえ覚えてしまえば高く距離のあるジャンプが簡単に出せるようになりました。これで次回のレースで少しでもタイムアップしていただけたら、嬉しいですね。
当クリニックではレーサーの方も大歓迎です。ジャンプやドロップオフの運動動作をじっくりと解説し見本をお見せます。コーナリングに関しても、カッティーズとグリップ走行の違いなどの解説や練習方法もじっくりとレクチャーいたします。苦手なポイントを克服する事が出来ればタイムアップへの近道になりますね。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。