大変重要なお知らせ2

6月9日 NEWS

ここ最近、ふじてんでの怪我人が続いています。怪我をする事は、本人はもちろん周りの人をも不幸にします。

 

不運にも怪我をしない為にも対策を練りましょう。適切な対策が練れれば怪我は激減します。
コースプロデューサーの高橋大喜から以下の事項を対策としてご提案します。

 

怪我をしない為の対策
•ふじてんはレースコースではないので全開走行はしない(常にマージンを取って走る事)
•自分のスキルに見合ったコースをチョイスする(自分のテクニックを過信しない事)
•コース内の看板の文章を必ず熟読する
•がむしゃらにライドするのではなく、考えながらライドする(心を無にして走る事は大変危険です)
•スピードを出す事での楽しみではなく、バイクコントロールをする事での楽しさをみつける
•最速ラインを目指すのではなく、蛇行してでも気持ちの良いラインを選ぶ
•自分より速いライダーに無理に追いて行かない(知らず知らずのうちに自分の限界速度を超えてしまい大変危険です)
•スキルパークで練習する(誰でもいきなりカッコ良く飛べません。上手い人は練習しているんです。)
•ブレーキレバーに常に指を掛ける習慣をつけ、前後ブレーキを有効に使い、恐怖心の感じない速度域でコントロールしながら走る
•コーナーやジャンプ、ドロップオフへの進入は適切な減速をし、一か八かにはならない様にする
•ジャンプをメインに楽しむ場合はフルフェイスヘルメット、ネックブレース、肘と膝のプロテクターを着用する
•適切に整備された信頼のあるブランドのMTBで走行する(タイヤの空気圧、サスペンションのサグ、各部ボルトの適正トルクチェックなど。MTBルック車は大変危険です。老朽化した古いモデルのバイクも大変危険です。)
•初めの1本目は全開走行はせずウォームアップランを心がける
•休憩を頻繁に取り無理をしない
•調子が悪いと感じたら潔く家に帰る
•怪我人は夕方に多いので十分満足するまでは走らず、腹八分目で終わりにする(最後の1本が大変危険です。知らず知らずに体は疲れています。もう少し走りたいくらいが丁度良いです)

 

1日の終わりに笑顔で帰れる様にしましょう。どんなに速く走ったり高く飛ぶ事よりも、その日無傷で家に帰る事の方が遥かに大切な事です。翌日は仕事なのだから趣味はほどほどに。社会人は仕事が第一。周囲に迷惑を掛けない様にが肝心ですね。

 

[おまけ]高橋大喜の怪我歴(プロライダー歴13年間の内)
鎖骨骨折(左2回、右1回)オペ1回
左肩鎖関節脱臼 オペ
左手首骨折
右手根骨靭帯損傷 オペ
中手骨骨折
足根骨骨折 オペ
頸椎圧迫骨折

 

恐らく日本のMTBライダーの中でプロアマ問わず1番怪我をしていると思います。怪我を多くしているからこそ怪我人の気持がわかりますし、怪我をしそうな人の心境もわかります。また怪我への対策にも精通しています。ちなみに外傷のスペシャリストである柔道整復師の国家資格を所有しています。

僕の場合はプロライダーとしての活動の中での怪我ですが、多くの人は趣味としてのMTBだと思います。
大好きな趣味のMTBは安全にユル〜く楽しみましょう♩

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