先週4日分のライディングクリニックのレポートです。
まずはジャンプクリニックから。
ジャンプで一番大切な事はズバリ踏切動作です。踏切りがバッチリ決まれば気持ち良く飛べますが、踏切り損ねるとジャンプに高さが出なかったり、最悪の場合は空中でバランスを崩し転倒する恐れがあります。
ミニジャンプを利用して踏切動作の根本的な解説をしていきます。
今回は初めから後輪踏み切りを目指して練習しました。
ミニジャンプで踏切動作を確認し慣れてきたら実際にテーブルトップへ。
みなさん踏切動作に慣れてきて適切なタイミングで踏み切れるようになりました。何度も踏切動作を確認して身体に染み付いたらトリック練習。どんどん技が入ってきましたね。
翌日は初中級クリニック。基本フォームをしっかりとレクチャー。身体の各関節を駆使してライディングをする上で一番効率の良い形を取っていきます。
それに加えてライディングする上で一番バランスの良いポイントを確認して、そのポイントへ重心を落としていきます。
加重移動によるフロントリフトの練習
加重移動によるリヤリフトの練習。
コーナリングでも基本フォームが大切。基本フォームをベースにコーナリングフォームを完成させます。コーナリングフォームが固まり、適切な位置に乗れて来ると、ウソみたいに曲がれるようになります。参加者の皆さんのコーナリング速度もグングン上がってきましたね。
休憩中には自分のライディングをチェック。自分の走りを客観的に確認する事で自分の感覚との誤差を詰めていきます。自分ではやっているつもりでも出来ていない事って多いですよね。
その翌日は平日のプライベートクリニック。MTBを始めてまだ数ヶ月と言う方でした。
基本フォームをしっかりと確認してから、まずはバイクの中心に乗る練習から。スタンディングの練習です。バイクの中心を意識して身体の中心で乗る事を練習します。
フロントリフト
リヤリフト
ブレーキ操作は一切使わず体重移動だけで行います。バイクの中心に乗りながら効率の良い体重移動力でなるべく力を使わないで行う練習をしました。初めは苦戦していらっしゃいましたが前輪と後輪が確実に上がりましたね。
翌々日はまたまたプライベートクリニック。お一人でのご参加です。フォームチェックから開始してハンドルの握り方をじっくりとレクチャー。ハンドルの握り方は上半身のフォームを作る上で欠かせません。
正しいハンドルの握り方を考慮して基本姿勢を取ります。各関節の屈曲度合いを確認してバイクの中心に乗る練習です。
フロントリフト、リヤリフト、ホッピングを練習。この動作にマウンテンバイクのライディングが詰まっていると言っても過言ではありません。ジャンプ、コーナリング、ドロップオフ、ロックセクションやルーツセクションのこなし。全てのアクションに通ずる身体動作です。
コーナリングフォームをポイントを押さえながら1つずつ積み重ねて完成させます。バイクを一番効率良くグリップさせる為のフォームを作っていきます。
トレインをしながらフォーム作りの練習です。前走者の走りを見ながら走るとイメージしやすくなります。ターンの切り返すタイミングもイメージしやすくなるんですね。
フラットコーナー
バーム
林間エリア
様々なシチュエーションで練習しました。路面状況が変わっても適切なフォームで気持ち良く走れるかを練習しました。どんな路面でも楽に走れればトレイルや常設コースでライディングを楽しめますよね。
平日のプライベートクリニックはパーク貸し切りでご希望に合わせて納得がいくまでレクチャーを受けれるので大変お得です。平日休みの方は是非参加してはいかがでしょうか。