今回は土日連続で初中級クリニックを開催しました。両日共に多くの方に参加していただきました。
(土曜日)
(日曜日)
まずはクリニックの内容の説明から。基本フォーム作り、コーナリング、ジャンプを行いました。
(土曜日)
(日曜日)
まず初めは基本フォーム作りから。どのスポーツにも基本フォームがあるように、MTBにも基本フォームと言うものが存在します。多くの人はこれに気が付かずなんとなく乗っていますが、適切なフォームが取れるとコーナリング、ジャンプ、ドロップ、何を行ってもやり易くなります。基本フォームが固まれと、人間の身体的な構造上、どんなアクションを行うにも根本的に力の伝達が良くなるんですね。ライディングが上達するには基本フォームの習得は欠かせないのです。ハンドルの持ち方、肘の張り方、腰の使い方、膝の曲げ、重心の落とし方など一つ一つ細かくレクチャーしました。
(土曜日)
ハンドルの持ち方は上半身のフォームを作る上で重要です。適切な握り方が出来ないと上半身のフォームは決まりません。
(日曜日)
こちらは腕立て伏せで筋トレ、ではなくちょっとした実験です。肘の張り方での筋肉の使い方の説明です。筋肉は出来るだけ効率良く分散させて使った方がライディング時に疲れにくくなります。肩関節の屈曲、伸展、外転、外旋、内旋、運動学に基いた内容もレクチャーしました。
(土曜日)
実際にバイクの上に立ってフォームを取ります。重心を落とす位置を同時に確認。
(日曜日)
直線で実際に走ってフォームを取ります。バイクに乗らないでフォームを取った時と同じようにフォームを取れればOKですね。
(土曜日)
基本フォームが完成したらフロントリフトの練習。前輪へ重心を落とす練習の発展です。
(日曜日)
こちらはリヤリフト。こちらは後輪への重心の落としこみの発展練習。適切なフォームから行うと簡単に出来るようになります。
(土曜日)
こちらはホッピング練習。基本フォームから真下へと重心を落としホップします。基本フォームが出来ていればほとんど力を入れずに飛び上がることが出来ます。
(日曜日)
フロントリフトで丸太を超える練習です。丸太があってもなくても行う運動動作は同じですね。
(日曜日)
こちらも先ほどのリヤリフトと同じ運動動作で丸太を超えることが出来ます。ただタイミングを計ることがなかなか難しいので何度もトライして慣れる事が必要ですね。何度も練習し感覚を研ぎ澄ませば、前輪の位置を把握出来るようになります。
(日曜日)
こちらもタイミングをとってホップ。基本フォームが出来ていれば格段にやりやすくなるのです。
(日曜日)
(土曜日)
(日曜日)
基本フォーム、前後タイヤのコントロールの後はコーナリング練習です。フラットコーナーで特に有効な外足加重のコーナリングの練習です。
(土曜日)
Ipadでフォームチェックです。その場で客観的に自分のフォームがチェック出来ればすぐに改善できますね。
(日曜日)
(日曜日)
(日曜日)
次はバームでのコーナリング練習。こちらもフォームを守りながら走ることが大切です。体軸のコントロールで自由に曲がる事が出来ます。
(土曜日)
(土曜日)
(日曜日)
テーブルトップでのジャンプ練習。踏み切り動作とタイミングを確認して小さいレーンから練習。タイミングが合えば飛び面の延長線上に綺麗に飛び出します。引き上げるのではなく踏み切って空中に飛び上がることが大切です。適切なタイミングで飛び上がることが出来れば空中で余裕が出来、トリックも入るようになります。ジャンプは転倒のリスクが高いので確実な踏み切り動作を覚える事が大切です。
(土曜日)
パンプトラックに挑戦。パンプトラックは前輪と後輪のコントロール(加重・抜重)の練習に最適です。さらに当パークのパンプトラックは横の動きもあるので縦横斜めの動きの練習が出来ます。
両日とも1日目一杯練習しました。参加者の皆様お疲れ様でした。